第428話 海外進出成功のために経営者が考えるべき人材活用のポイント

国内の労働力不足はコロナの回復と共にますます加速しています。外国人労働者の問題もニュースになっています。技能実習生制度の見直しも議論されているようです。

日本で働いた皆さんが母国に帰って、全く関係ない仕事についている話もよく耳にします。これも残念なことです。

一方で、私の周りでも海外進出を考えてご相談に見える経営者の方も多いです。
でも、何をして良いのか良くわからないという方も多いようです。

そんな中、海外進出を考える企業と日本で働きたいと思っている優秀な海外人材をサポートするグローバル・ビジョン・イニシアチブ」プログラムの準備をしています。

今回はプログラムの内容を踏まえて、海外進出を考える経営者が考えるべき人材活用のポイントについてお伝えします。

グローバル化が進む現代において、海外進出を考える際に重要なのは、進出先国の優秀な人材を自社内で教育し、海外進出の主要メンバーとして活用することです。この記事では、素晴らしい結果と嬉しい未来が手に入るために、経営者が考えるべきポイントをご紹介します。

  1. 人材の発掘・選定

進出先国の優秀な人材を見つけるためには、適切な採用プロセスを構築することが重要です。人材採用の際には、専門知識やスキルだけでなく、自社の文化や価値観に適合する人物かどうかを確認しましょう。また、語学力やコミュニケーション能力も重要な要素です。

  1. オンボーディング・研修プログラムの構築

自社内で人材を育成するためには、充実したオンボーディングや研修プログラムが必要です。これにより、進出先国の人材が自社のビジョンや戦略を理解し、自社の業務に適応できるようになります。研修プログラムでは、業務知識やスキルの習得だけでなく、チームビルディングやリーダーシップの育成も行いましょう。

  1. メンター制度の導入

進出先国の人材をサポートするために、メンター制度を導入しましょう。経験豊富な社員がメンターとなり、新入社員の成長をサポートします。これにより、新入社員は自社の文化や価値観に適応しやすくなります。また、メンターも新たな視点やスキルを学ぶことができ、双方の成長を促すことができます。

  1. 定期的な評価・フィードバック

自社内で育成した進出先国の人材の成長を促すために、定期的な評

価とフィードバックが必要です。研修の進行状況、業務遂行能力、チームでのコミュニケーションなど、多角的な視点から評価し、具体的なフィードバックを提供しましょう。これにより、個々の人材が自分の強みと課題を理解し、自己改善につなげることができます。

  1. 現地チームとの連携強化

進出先国の人材を自社内で育成した後は、彼らと現地チームが密に連携できるようにすることが重要です。これにより、市場のニーズに応じた迅速な対応や、文化的な誤解を避けることができます。現地チームとの連携を強化するためには、定期的なコミュニケーションや情報共有の仕組みを構築することが求められます。

素晴らしい結果への道

上記のポイントを踏まえ、進出先国の人材を自社内で育成し、海外進出の主要メンバーとして展開することで、経営者の皆さんが目指す素晴らしい結果と明るい未来が現実のものとなります。自社のビジョンを共有し、現地の市場に精通した人材が現地チームと連携し、海外ビジネスの拡大を実現しましょう。優秀な人材の育成は、海外進出成功の鍵となります。

海外進出を考えている経営者の皆さん、自社の可能性を信じて、未来を切り開くための一歩を踏み出しましょう。あなたが築き上げる素晴らしい結果と明るい未来が、すでに手の中にあるのです。

 

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