第333話 コロナ後の外食の課題とは?
コロナ対策で政府の対処方針に首を傾げたくなるようなことが相次いでいます。
飲食店が槍玉に上がり、お酒が悪者にされてしまいました。もちろん、1日も早くコロナを収束させることは大事ですしその為に協力することは大事です。
でも納得できる根拠も示されないまま、飲食店をスケープゴートに対策を「やっている感」を出すだけと思われる対策にはみなさん疲れと、あきらめ的な感じさえ受けます。
酒問屋、金融機関からの圧力に失敗し、今度は食べログ、ぐるなび等のグルメサイトを使って、飲食店を監視すると言い出しました。
食べログ、ぐるなび、ホットペッパー等のグルメサイトは飲食店の反感を買ってまで実行するか。見守りたいと思います。
我々はどう対応すべきなのでしょうか?
8月22日に状況が改善されていなかったら今度は何をするのでしょうか?
政治的に弱い業界はスケープゴートにされても、何の抵抗もできず従わざる得ないのは寂しいものです。
外食産業ももっと政治的な力を持つべき時にきている様です。
飲食店に従事する人の数は政府統計でも442万人、持ち帰り、デリバリー関係で55万人。約500万人が従事する産業です。もっと発言力を持ってもいいのではと考えますが、如何せん纏める力が弱いのでしょうか。
今回のコロナ禍ではっきりした事の一つであり今後の外食産業の課題であることは間違いない様です。
この状況下で、飲食店も二極化してきています。
一つのグループは、補助金等で何とか凌いでコロナが過ぎるのを待っています。
もう一方は、コロナ後に備えて果敢にチャレンジを始めています。コロナ後がどんな状況になるのか予測しつつ対策を実行し始めています。
ここをチャンスにと果敢に出店攻勢をかけ、人も採用に動いています。
コロナ後を見据えてあなたはどう動き出しますか?