第321話 緊急事態宣言を受けての対応は

菅義偉首相は23日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言を東京、大阪、京都、兵庫の4都府県に発令した。期間は4月25日から5月11日までの17日間。酒類を出す飲食店や、生活必需品の売り場を除く1千平方メートル超の大型商業施設が休業要請の対象になる。大型連休中の人の流れを抑え込む対策を重視する。と発表した。

 

ゴールデンウイークの人出を押さえることで感染拡大を防ごうとの狙いだ。

この宣言を受けて各社どの様な対応を考えているのか23日現在の状況を探ってみた。

NHKの調査があったので紹介する

 

【デパート】

▼三越伊勢丹▼高島屋▼大丸松坂屋▼松屋▼東武百貨店▼京王百貨店▼東急百貨店

基本的には要請に沿って対応する方針。

具体的には詳しい要請の内容が明らかになった上で検討。

各社とも食料品の販売など、認められる範囲での営業を継続する見通し。

▼そごう・西武▼小田急百貨店

対応は要請が正式に発表されてから検討。

【商業施設】

▼ルミネ▼パルコ

基本的には要請に沿って対応する方針。

具体的な営業内容は要請の発表後に検討。

▼マルイ

対応は要請が正式に発表されてから検討。

 

【コンビニ】

大手コンビニは原則として営業を続けます。

スーパーも原則として営業を続けますが、ショッピングセンターに入居している場合など店舗によっては変更もあるようです。

 

【大手居酒屋チェーン】

▼コロワイド(「甘太郎」「牛角」など展開)

酒の提供を止めるよう要請された場合、「甘太郎」など居酒屋業態は多くの店舗で休業を検討。

「牛角」や「かっぱ寿司」など居酒屋以外の業態は酒の提供をやめて営業を続けることを検討。

▼エー・ピーホールディングス(「塚田農場」など展開)

基本的には要請に沿って対応する方針。

酒を提供する飲食店に休業が求められた場合は、酒の提供をやめ一部の店舗でランチやテイクアウトの営業を行う。

▼ワタミ(「ミライザカ」など展開)

居酒屋業態の直営店は、休業する方針。

焼き肉など居酒屋以外の業態は、酒の提供をやめて営業を続ける方針。

▼大庄(「庄や」)

要請の内容を見てから対応を検討。

【ファミリーレストラン】

▼すかいらーくホールディングス(「ガスト」「バーミヤン」など)

基本的には要請に沿って対応する方針。

酒を提供する飲食店に休業が求められた場合は、酒の提供をやめ、要請の範囲内の時間で営業を続ける。

▼ロイヤルホールディングス(「ロイヤルホスト」「てんや」など)▼サイゼリヤ

基本的には要請に沿って対応する方針だが、詳しい要請の内容を見た上で判断。

【牛丼チェーン】

▼すき家▼松屋

酒類の提供を取りやめたうえで、午後8時以降はテイクアウトのみの営業を続ける方針。

▼吉野家

要請の具体的な内容を踏まえて対応を検討。

【ファストフード】

▼ケンタッキーフライドチキン

テイクアウトも含め午後8時までの営業。

一部の店で扱う酒類は提供を取りやめる方針。

▼マクドナルド▼モスバーガー

要請の内容を踏まえて対応を検討。

【コーヒーチェーン】

▼ドトールコーヒー(「ドトールコーヒーショップ」「エクセルシオール カフェ」)▼タリーズコーヒー

基本的に自治体の要請に沿って対応を検討。

▼スターバックス

緊急事態宣言や自治体の要請の内容を見た上で対応を検討。

 

 

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