第484話 (米国最新事情)メルティング・ポット: 団らんと美味しさを提供するフォンデュ専門店

近年、アメリカで注目を集めているレストランチェーン「メルティング・ポット」についてご紹介します。パンデミックを乗り越え、同チェーンは再びその人気を取り戻し、今や31州とカナダ、メキシコに100店舗以上を展開しているほか、さらなる海外進出も計画されています。この成功の背景には、「フォンデュ」という一見シンプルな料理が持つ特別な魅力があります。

フォンデュの魅力とは?

「メルティング・ポット」のCEOが語るように、「メルティング・ポットは人とのつながりがすべてです」。まさにこのコンセプトが、コロナ禍で孤独を感じた人々の心を掴みました。家族や友人と一緒にフォンデュ鍋を囲み、会話を楽しむ。そんな時間を提供することが、同店の人気の理由です。

豊富なメニューで飽きさせない

「メルティング・ポット」では、様々なフォンデュメニューが楽しめます。例えば、「クラシック・アルパイン」はグリュイエールチーズ、ラクレットチーズ、フォンティーナチーズを白ワインと共に溶かし、ニンニクとナツメグで風味を加えた一品。価格は2人前で28ドル、追加1人前ごとに14ドルです。

他にも、「ローデッド・ベイクド・ポテト・チェダー」は熟成チェダーチーズとエメンタールチーズにポテトやベーコン、ネギを加えた濃厚な味わい。また、「ホウレンソウ・アーティチョーク」はバターケーゼチーズ、フォンティーナチーズ、パルメザンチーズにホウレンソウとアーティチョーク、そして少しのタバスコを加えたクリーミーなメニューです。

さらに、デザートには「ダーク&ドルチェ」というダークチョコレートとホワイトチョコレートのフォンデュも。これらのメニューはどれも2人前28ドルからで、追加1人前ごとに14ドルです。

ステーキやセットメニューも充実

「メルティング・ポット」では、フォンデュだけでなく、自分で焼いて楽しむ「ステーキ・ラバーズ」などのアントレも提供しています。このメニューではバーボンラブステーキ、照り焼きマリネステーキ、ガーリックペッパーステーキといった選択肢があり、自分好みの焼き加減で楽しめます。

また、木曜限定の「サーズデイト・メニュー」では、フォンデュ、サラダ、アントレ、デザートフォンデュの4コースセットを59ドルで提供。各コースで好みのアイテムを選ぶことができます。

コミュニケーションとエンターテインメントを兼ね備えた空間

「メルティング・ポット」は、ただ食事を提供するだけでなく、家族や友人との団らんやコミュニケーションを重視しています。多人数で訪れてもリーズナブルな価格で楽しめるうえ、ゆったりとした時間を過ごせるのが魅力です。

今後も「メルティング・ポット」は、コンフォートとエンターテインメントを求める顧客に応えるため、さらなる店舗拡大を続けるでしょう。食事を通じて人とつながる楽しさを提供するこのレストラン、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

この記事は、「海外通信 外食ビジネスの新発想(77)人気復興中のフォンデュ 団らんを楽しむ料理」からの抜粋をもとに作成しました。

 

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